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知り合いにM&A購入を反対されたら?

近年は新規出店の際にM&Aで店舗を購入することを検討する方も増えているようです。しかし、せっかく新しく出店するのだからオリジナルな店を開くのが最良だと考える方は、まだまだ大勢いるのも事実。身近な方からの反対にあうことも少なくはないため、周りの方々にもM&Aの有効性やメリットを知っていただくことが必要になります。そのためにも、自分自身がしっかりM&Aを理解して、周りの方々にM&Aの有効性やメリットを伝えていきましょう。

知り合いにM&A購入を反対されたら?

M&A購入のメリットを整理しよう

周りの方々にM&Aの有効性やメリットをしっかり伝えるためにも改めて、M&A購入のメリットを整理してみましょう。

1点目に挙げるM&A購入の最大のメリットは、時間の短縮です。新規で出店する際はゼロからの出発のため、あらゆる行程を踏んでいかなくてはなりません。しかし、M&A購入なら出店までの準備に必要な行程をほとんどクリアした状態で事業を立ち上げることができます。本来なら何年もかけないと得られない人材やマニュアル、技術力、ノウハウなどをすぐに手に入れることが可能です。M&Aの手法が「時間の買収」と呼ばれる所以です。

2点目のメリットは、M&A購入では将来的に利益を出せる見込みのある店舗を買い取ることができることです。その理由はM&A購入では売買契約以前にデューデリジェンスがしっかり実施されているからと言えます。デューデリジェンスがしっかり実施されていれば、将来的に利益を出せる見込みのある店舗かどうか、より正確な判断がつきます。 仮に、現状が赤字の事業だとしても、購入した場合どこをどう改善すればよいかということが具体的にイメージしやすいため、最終的に利益を出せる可能性はゼロからのスタートよりかなり高いと言えます。

3点目のメリットは、未経験の業種でも出店することができることです。M&Aを選択することで、未経験の事業に新規に参入できるのは、大きなメリットになります。既に成立している事業なら、何も無いゼロからの出発よりも遥かに低いリスクで事業展開が望めます。

M&A購入のデメリットは?

M&A購入には様々なメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。メリットばかり見ていて、いざというときに対応ができないようでは困ります。どのようなときにも対応ができるようにデメリットにも目を向け、しっかり把握しておきましょう。

1点目のデメリットは、経営者が変わることで従業員に不満が出ることです。M&A購入では、原則的に新しい経営者のもとに従業員が残ります。その際、前経営者との待遇差や従業員の仕事内容などの変化、また昇進問題などで従業員に不満が生まれてくることがあります。

事業成長の原点は従業員であると考えると、残った従業員に不満が生まれるのは大きなデメリットとなります。このような状態では、期待していたシナジーは見込めず、最悪の場合には業務が回らなくなるという事態も想定できます。

2点目のデメリットとして、思っていたほど利益が出ないこともあることを承知しておきましょう。ほとんどの経営者は様々なシナジー効果が発揮されることを想定して、M&A購入に臨みます。ですが、必ずしも期待通りの効果が得られるとは限りません。その他に、デューデリジェンスでは見つかっていなかった問題が浮上してくることも考えられます。

3点目のデメリットとは、実際にイメージした通りの譲渡案件が少ないことです。店舗のM&Aの場合、立地と店舗内装等のイメージがドンピシャな案件を見つけることはほぼ無いと考えたほうが良いでしょう。むしろ、現実に存在する譲渡希望案件の中から、どれなら自分達で購入後うまく運営することができるかという目線で案件を選別していくべきです。

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M&A業者に依頼する

周りからの意見に真摯に耳を傾けることは大切なことですが、往々にして様々な人の意見を聞くと冷静な判断がつきにくくなることがあります。「船頭多くして船山に上る」の諺にもあるように船頭が多いと船でも山に登ってしまい、迷走するばかりです。このような場合、「餅は餅屋」に任せるのが最も賢明な方法です。M&A仲介業者は、M&Aに関しての専門家です。客観的な意見を聞くという意味でもM&A仲介業者に相談するのがベストな選択と言えるでしょう。

また、自分だけでなく他人が納得できる要素、裏付けのある資料などをまとめ提示できるようにするのもよい方法です。

まとめ

M&A購入にネガティブイメージを持つ方もまだ多く、新規立ち上げのオリジナルブランドにこだわる方も少なくありません。事業の相談で相談した相手が積極的に背中を押してくれることはまずないと思っておいてほうが良いです。なぜなら、万一失敗した時に恨まれたくないという一木が働くからです。そのため、身近な人、従業員等に相談してもほとんご反対されることが多いと思います。 そのようなときには、意固地にならずに冷静に考える良い契機と捉え、改めて熟考してみましょう。M&Aは基本的には買い手、売り手双方にメリットがある手法です。M&A購入にメリットが多いのは確かなことですので、信頼できるM&A仲介業者に相談するなど、じっくり調査を進めていきましょう。そうすることで、最終的には周りの方々からも理解を得られるようになるはずです。

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